しゃべろぐ

雑談ブログ。ガジェット・カメラ関係多め

オリンピックの帰化選手や甲子園でスカウト選手まみれの強豪校を見ると思うこと

現在リオ五輪や甲子園などがお茶の間を賑わしていますが、ここ数年私がスポーツ観戦(とりわけ国別や地域対抗戦)をしていて非常に冷める瞬間があるので記事にしようかと。

国別・地域対抗戦が何故盛り上がるか

f:id:syabelog:20160815125137p:plain
オリンピック然り、甲子園然り、何故普段スポーツをしていない人も観戦して盛り上がれるのかというのは単純に帰属意識が作用するからだと思います。

「自分が所属している国、または地域の選手が頑張っている」という姿を見ると心打たれるものです。
だからこそオリンピックや甲子園は観てて面白いんだと思います。

オリンピックの場合は愛国心という単語が出てくると、どうも社会主義国とか右の人っぽい感じになっちゃいますが、自分がどこの国や地域にも属していないと考えるアウトロー人間は少ないでしょうし、興味の差はあるにせよ、どうせ勝つなら自分が属しているところに勝ってほしいと思うのが普通でしょう。

国別・地域対抗戦の特色を消し去る帰化選手やスカウト選手

そんな盛り上がる国別・地域対抗戦の盛り上がる要素を消し去ってしまうのが帰化選手やスカウト選手。

一応地域性を謳っている大会なのにチームの中身が違う地域の選手となってしまうとどうも違和感を覚えざるを得ません。

甲子園で勝ち進んでいる強豪校の選手をみて、地元選手がほとんどいない学校とか見ると「これもはや地域代表じゃないじゃない…」と思っちゃいます。
f:id:syabelog:20160815124221j:plain

オリンピックも同様。
他国にしろ、自国にしろ帰化選手を多用されると微妙な気分になります。

「勝負の世界なんだから勝てればいいんだよ!」って考えもありますが、スカウト選手や帰化選手の多用はどうも正統派の戦い方ではない気がしますし、自国の選手を信頼していない、あるいは自国の選手を育てる気がないのではとも私は感じてしまいます。

プロリーグの地域性と国別・地域別対抗戦の地域性の違い

「じゃあプロリーグはどうなんだ!選手の地域性なんてほぼ皆無じゃないか」って思うかもしれませんが、プロリーグの持つ地域性は違うと思いますし、そもそもプロリーグでひいきするチームというのは地域に密着するかというのがイコールではないと思います。

プロリーグの団体を応援する要素としてはおおまかに分けてこんな感じかと。

  • 自分と同じ地域に団体がある。
  • 好きな選手がいる
  • 理由は特にないが応援したくなる団体
  • 嫌いな団体とライバルだから

私はあまり日頃から熱心にスポーツ観戦する人間ではありませんが、数年前の楽天が優勝した時は楽天を熱烈に応援してましたし、Jリーグ発足当時はスター選手が揃っていたヴェルディ川崎を応援してました。
NBAを観ていた時はちょうどジョーダンが復活する時だったのでウィザーズを応援してましたし、他のチームだとキングスとかを応援してましたね。

このように応援する目的が人によってまちまちになるのがプロリーグ。
対して応援する目的が「自分の所属する国・地域だから」という理由で主に応援されるのが国別・地域別対抗戦という事になります。

当然、チームとしては地域に貢献しようと様々な活動をしますし、それによって同じ地域のチームを応援したくなるという人はいますので、地域性が全く無いということではありませんが「チームの所在があるところ」というよりは「そのチームの選手またはキャラクター」という部分を評価して応援する人が多いでしょう。

全てを否定するわけではないが、ある程度の制限や節度が必要

選手その人自体を否定するわけではありません。
その選手が自分の国を変えてまで大会に出ようとする気持ちは汲んであげるべきだし、並々ならぬ努力をしているはずなので賞賛するべきです。
f:id:syabelog:20160815125706j:plain

ただ、あまりにも地域性を損なわれるような選手構成になってくると、地元の人も「もはやうちの代表選手じゃないな」と思ってしまいます。
そうなると勝っても負けても冷めてしまうんです。

選手側も「どうせ自国で出れないし、どこかの国に帰化しちゃえばいいや」的な感じなっちゃうと地域性を完全無視してもはや地域対抗というよりは単に個人戦となってしまいますからね。
観てる側も「まーたこの人も帰化選手か」と感じざるを得ません。
これは国別・地域別の土台を崩してしまいます。

オリンピックなどでは「自分が小さい時に見た自国のメダリストに憧れてスポーツを始めた」という人も少なくありません。
帰化選手が増えてしまうとそのような人が減ってしまうかもしれませんね。

とはいえ、上記のように全否定しているわけではないので、ある程度人数制限をしてくれると、観てる側もある程度気持ちよく見れるかもという話。
箱根駅伝とかは外国人選手は認めているものの人数制限してますしね。
そして外国人選手を使ったからといって優勝するわけではないのが面白い。

「観客のためにスポーツしてるんじゃないんだよ」って言われてしまうとぐうの音も出ないですが。
f:id:syabelog:20160815125430j:plain