TwitterやFacebookを始めとしたSNSが普及している中、再びブログというものに脚光が当たっています。
SNSは断片的な情報のみの発信となるため、どうしても長文や色々とデザインを考えて発信したいと考える人にとってどこか不自由な点があるのでしょう*1
しかし、Twitterなどと違ってブログは「続ける体力」というものが必要になります。
最近投稿ペースが遅いのに何言ってるんだって感じですよね。
すいません。12月は色々あって精神的な余裕が無かったんです。
ただまあ、私自身正直ここまでブログを続けられるとは思わなかったし、一定の壁は超えたかなと感じているのでブログを無理なく続けるためのコツとか云々を語りたいと思います。
あくまでも私個人が感じたものですが。
これからブログを始めようと考えている方や始めたばかり方の参考になれば幸いです。
SNSとブログの違い
SNSとブログは同じ「ネット上に発信するツール」として見なされますが、全く同じということもないです。
どっちが優れてるということではなく、発信までのプロセスとか諸々が違います。
ブログには起承転結が必要
Twitterは「つぶやき(ツイート)」を発信・タイムラインで閲覧をするSNSです。
文字数が限られていることもあり、自然と短文になりやすく、その時の感情や思いついたことなどをかなり反映してツイートされることとなります。
だからTwitterは「疲れた」「楽しい」など一言だけの投稿も多いですよね。
そしてそれがTwitterの良さでもあります。
対してブログはある程度の起承転結が必要*2
タイトルを決めて全体の構成を固め、執筆を始めるのが通常の流れだと思うので、書き始める前のプロット作りが記事制作の大部分かつ一番重要な作業になります。
この時支離滅裂な記事を書いてしまうと、文章が長い分、読み手も混乱してしまうでしょうし、ある程度起承転結を考えて構成する必要が出てきます。
テーマの選出に労力がいる
先ほど記載したようにSNSとブログの決定的な違いは「投稿するぞ」と思ってからの労力の違いです。
Twitterなら思いついたことをそのまま投稿すれば良いのですが、ブログに関しては「何を書くのか」「その記事で伝えたいことは何か」ということを明確に設定しないと上手く記事にすることはできません。
記事を作るって結構疲れます。
私は記事を書く時ネタをメモするノートにキーワードだけ書いて後から構成を考えるのですが、最初はパソコンの前でウンウンと唸る時間が多いかったように思えます。
ブログを始めて数記事は平気でも継続して数ヶ月・数年書き続けるとなると、常にネタを集め続ける習慣が必要になってきます。
ブログを続けるために
生活がかかっていないのなら思い詰めない
ブログを始める人の多くは「とりあえずやってみよう」というものでしょう。
「お父さんな、プロブロガーになろうと思うんだ」みたいな感じでブログ運営に生活がかかってる人は稀です。
ブログはSNSと比べると面倒な部分とか結構ありますが、面倒だからそこ気を張らないことが大切です。
ブログを更新しなかったからといって誰かに批判される訳でもないですし「そういえば最近記事書いてないなあ」位の距離感がちょうどいいと思います。
続けなくても死ぬわけではないので「書ける時に書く、書けない時は休む」と気を張ることなく付き合うのが一番のコツかもしれません。
多少ブログで収入が発生するとモチベーションが維持される
多少でもブログから収益があるとそれを励みにして続けられるものです。
「なんだよ結局金かよ」ってなりますが、そりゃ多少でもお金が入ってくるならそれがモチベーションとなって定期的に記事を書こうとしますし、ある程度のクオリティは保とうと努力します。
最近のGoogleは変なSEOテクニックよりも「ユーザーにとって良い記事を提供すること」を重視しているので、たとえゴールがお金だとしても結果的に閲覧者にとっても良い成果物が提供できるような流れができています。
これは何も一ヶ月に数万円稼ぐとかレベルの高い話ではなく、「コーヒー1杯分」「ブログの運営費(ドメイン料やサーバー代)」稼げるだけでわりとブログは続けたくなります。
特にブログサイト維持費をカバーできるようになると、「無駄にサーバー代払ってるだけだから辞めよう」という理由がなくなるので、ダラダラでも続けられる大きな要因となりえます。